娘の絵本『もし、パパとはいしゃにいったら』が完成しました!
Kindle+で無料ダウンロードもできます!
娘の要望で絵本はKORO×KOROではなく、COCOROで出しております。

オンデマンド印刷にあたっては、実際にデータをAmazonにアップしてみたところ、結構細かいところまで背景透明にしないと、イラストが綺麗に出ないことが判明。
1ページ1枚ずつのスケッチだったら、スキャンするだけで済んだのかもしれませんが、1ページに複数描かれたものを、1つずつ切り出していったので、不要な部分を消したり、コドモあるあるな汚れを取り除く必要があったんですよね。
パパの顔とか、目、髪の毛のスキマみたいなところまで背景透明化するハメに。

この作業をシロウトがチマチマやるのはエグい!と思ったのですが、自力でなんとか透明化しました。
オンデマンド印刷にも挑戦!
せっかくなんで、今回はKindleだけでなく、オンデマンド印刷(紙の本)にも挑戦してみました。試し刷りを取り寄せてみたのですが、やっぱり紙の本っていいですね。ちょっと感動。


Amazonの印刷仕様の選択肢は?
オンデマンド印刷の選択肢は、日本のAmazonではプレミアムカラーか、白黒かの2択です。それから、表紙だけカラーにして、中身は白黒っていうのはできませんでした(2024年11月時点)。
白黒にした場合にデッサンの濃淡がどう出るのかわからなかったので、今回はプレミアムカラーを選択して、表紙は「光沢あり」にしてみました。

Amazonペーパーバック:原稿のアップロード方法
本文と表紙を別々でアップロードするのはKindleのときと一緒です。
ただし、ペーパーバックの場合、[表1−背表紙−表4] がひとつになったデータでアップする必要があります。
※表4というのは裏表紙のことです。

といっても、Amazonには、印刷用の表紙計算ツールという強力なツールがあります。

こんな感じで、本の仕様やページ数などを入力すると、自動で背幅や断ち落としを考慮したテンプレートまでダウンロードできちゃうのです!

*断ち落とし:紙の端までいっぱいに印刷したい場合に、仕上がりサイズより外側にはみ出して作成しておく部分のことです。「塗り足し」や「裁ち切り」「ドブ」とも呼ばれます。
ダウンロードしたテンプレートをCanvaやAdobeなどにアップロードして、その上に表紙をつくっていけば、まず問題なくできると思います。
ただ、個人的には、この作業は、Canvaだとちょっとしんどかったです(細かい位置の指定がしづらいんですよね)。
Canvaにも、いちおう塗り足しの機能はついていますが、こういう作業はAdobeに軍配が上がってしまうかもしれません。

今回はつくった原稿がどうなるのか、ひと通り自分で流れを確認してみたかったので、自分でやってしまいましたが、「表紙」はデザイナーに頼んだ方が、間違いなく素敵なものが出来上がると思います!
ちなみに印刷コストはいかほどで?
ちなみに、オンデマンド印刷での出版に興味がある方は、費用がどのくらいかかるのかが気になる方も多いのでは(私もそれが知りたくて試作したとも言えます)。
ということで、Amazonさんにお叱りを受けない程度にお伝えすると
【今回の仕様】
・21cm×21cm のカスタムサイズ
・46ページ
・フルカラー
・表紙は光沢加工
印刷代は4**円。と表示されておりました。
これを安いと捉えるか、高いと捉えるかはみなさん次第でございます。
今回のペーパーバック絵本は1100円で販売しておりまして、1冊売れても、駄菓子1個買えません(笑)。最近は駄菓子もちょいと値上がりしてますからね。
つまり、まあまあAmazonさんのマージンがお高いわけですが、もういちど思い出していただきたいのは、
・一冊単位で発注できる
・在庫を抱えずに済む
・配送までお願いできる!
というメリットは、はじめて本をつくる人にとっては、捨てがたい魅力ではあります。なので、販売数が未知で、初期コストを抑えたい場合は、Amazonのペーパーバックという選択肢を視野に入れる価値は十分にあると思います。もちろん装丁とかいろいろこだわりがある人はこの限りではありませんが。
いわゆる商業出版をされた著者さんからロイヤリティの話なんかを聞いても、Kindleと比べて紙の本の金銭的な利益って意外と微々たるものだったりします。なので、娘の絵本の利益は、まあまあ出版業界(紙で出版すること)のリアルを伝えている気がします。
そうはいっても、昔だったら「自費出版で数百万!」みたいな世界だったじゃないですか。以前お話しした方で、自費出版で300万かかった、なんて方もいらっしゃいました。もちろんしかるべき出版社を通してプロモーションしてもらえれば、読んでもらえる人も増えるんでしょうけれども、ある程度の部数をあらかじめ自分で買い取らないと、その流れにも乗せてもらえなかったり、自費出版の場合は流通までは面倒みてくれないケースもフツーにあるようです。
そう考えると、出版を誰にとっても身近にしてくれて、こどもの本もこんな風に気軽に出版できるAmazonの存在は非常にありがたいし、やさしい仕組みをつくってくれてるな〜って個人的には思います。
手元に届くまでのリードタイム
オンデマンドの「承認」までにかかったのは2日半くらい。
それからPrime会員なら送料は無料で購入できますが、配送におよそ3日かかりました。おおよそ普通の印刷会社さんに通常の発注をするのと同じくらいのリードタイムかなと思います。
野生児のバーン!を嬉しさに還元する
娘の絵本がスマホやiPadで見られるようになった瞬間も「おお〜!」って思ったけど、それでも印刷されたものが手元に届いたら、ホクホクしちゃいました(笑)
原画には原画のよさがあり、デジタルにはデジタルの良さがあります。でも、ちゃんと紙の本として仕立てられると、うれしさの種類がひと味違うものなんだな〜って思いました。これってなかなかに不思議な感覚ですが、実際、手に取ってみると違うのであります。
ちなみに、娘の絵本は46ページに対して、23枚の原画ではなく、実際にはマルマンのクロッキーパッドに描いた1枚の紙っぺらしかなくて、そこに表情が違うパパが9種類。

彼女の場合、素材としてめちゃくちゃ使いやすいパパがいたのも大きいかもしれませんが(笑)、4種類とか少ない数のイラストでも企画・構成次第でオリジナル絵本はつくれるんじゃないかなって思います。そう考えると、かつて48種類*のイラストを投じたLINEスタンプより全然楽ですね(笑)*注:LINEスタンプも8個からつくれます。48種類もぶち込んだのは私たち親子がそうしたかっただけです。
あ、そうそう『もしパパ』もLINEスタンプにしました笑
もしよかったら覗いてみてください

コツコツタイプのお子さんなら、絵本をつくるために、ちょっとずつストーリーを展開させながら描いていくこともできると思うんですけど、うちの娘みたいに「バーン!どうだ!ハッハッハァッ!」みたいな野生児タイプは、同じような絵を頼んでも、二度と描いてくれません。
いや、違うな・・・。もうちょっと正確に言うと、描いてくれなくはないんだけど、面白さの鮮烈さが変わっちゃう、っていうんですか。
厄介なことに、正直者の母親が、受け取った瞬間「ちょっと違う」が顔に出てしまうタイプなので、それで彼女のご機嫌を損ねたことが何度かあります(苦笑)。そんなこんなで、本音を隠せない不器用な母親は、バーン!と出てきたとこ勝負で、一気に企画や打ち出し方を考える能力が磨かれてしまうのであります。
バーン!と出たとこ勝負で「これで何かできるかしら?」っていう素材らしきものをお持ちの方は、一度ご相談ください(笑)

【編集後記】
野生児タイプな娘の絵本、お手に取って笑っていただけたら嬉しいです。
TOMOKO&COCORO
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