内向型、陰キャラのみなさん。
起業塾やコンサルさんから言われた通りに、頑張って毎日SNS投稿しつづけていれば、
いつか稼げるようになると、思っていませんでしたか?
でも現実はどうでしょうか。
フォロワー数もいいね!も増えたのに、

肝心の売上につながらない…
とか、
毎日の投稿、コメント返しにいつも追われていたり、売上が上がっても
お小遣い程度


だったりしていませんか?
結論からいいます。
内向型・陰キャラはSNS集客してはならない
のです。
超重要ですから、もう一度言います。
内向型・陰キャラはSNS集客してはならない
のです。
これを聞いて



いやいや、SNSって陰キャラの聖地でしょうよ。
って思った方もいるかもしれません(笑)
もちろん、趣味でつながるとか、オタク仲間とつながってやりとりするだけなら、
内向型だろうが、陰キャラだろうが、SNSは全然アリです。
でもそれは「価値感」や「好き」で通じ合っているクローズドな関係だから。
でも、ビジネス目的となってくるとまた事情が違ってきます。
SNSは外向型による、外向型のためのツールである
はっきり言いうと、SNSをつかって、ビジネスでレバレッジを効かせるのに
向いているのはぶっちゃけ外向型さんです。


彼らは、自分自身の「スター性」「キャラクター」に加えて
高いコミュニケーション力×瞬発力の高いレスポンス力で
どんどん周囲を巻き込みながら影響力、拡散力を増していくのがめちゃくちゃ得意ですし、
インスタやFacebook、YouTubeのLIVE配信も、
にぎわえば、賑わうほど絶好調になっていきます(笑)


外向型は、アドレナリンを必要とする脳を持っていますから、
周囲からの注目や賞賛という報酬が大好物です。
その刺激を受け取ってますます元気になるし、輝きを増していけるのが
外向型さんのスバラシイ強みです。
SNSにおける内向型の残念な末路とは・・・(耳とココロが痛くても聞いてほしい)
一方の内向型はどうでしょうか。


内向型、陰キャラの全員がコミュ障だとはいいませんし、
コミュ力が高い内向型だってちゃんといます。
でも、SNSをビジネス上のレバレッジを効かせるように使うポイントは
「広範囲のつながり×拡散力を生かすコト」です。
しかしながら、これが得意なのはどう考えても
「外向性」を持っている人たちですよね?


もちろん、内向型だってがんばればできないヒトではありません。
基本姿勢として、マジメですから、起業塾の講師やコンサルさんから



「シノゴノ言わずにやれ。」
と言われれば、とりあえずしばらく続けることはできます。
できますが・・・
「ビジネスを続ける限りつづく」
と考えたらどうですか?
続けられますか?
そんなの嫌だ!って思いませんか?


私は絶対に嫌です(笑)
だから私はビジネス目的でSNSは使っていません。
とはいえ、SNSを使わずにどうやって集客したらいいの?と思われる方もいらっしゃるでしょうから、
ここからは、内向型がSNS集客に向かない理由3つと、具体的な解決方法まで解説していきます。
内向型がSNS集客に向かない理由①:刺激が苦手な脳を持っている
そもそもですが、内向型の脳特性を知れば、全然SNS向きではないことがわかります。
内向型の脳特性の詳しい解説は、こちらの記事を参照していただきたいのですが


内向型の人たちは、まずアドレナリンの感受性が高いので、
刺激が苦手な脳を持っています。
これは、リアルであろうとオンラインであろうと同じです。
- たくさんの人、よく知らない不特定多数の人に囲まれるとストレス
- 広く浅く人と大勢の人とつながるのは苦手
- 大量行動=大量刺激になりがち
- マルチタスクが苦手
- 同時に大量のレスの応酬に対応するのはストレス
- 反応がない、レスがないのも「刺激」になってしまう
いかがでしょうか?
このような特性をもつ、内向型が、人とのつながりの多さと
知らない人にまで拡散されるコトが生命線となるSNSでがんばるなんて、
「正直どうかしてたわ、私(笑)」
って思いませんか?
もちろん、SNSにはSNSのメリットがあります。
ですからその恩恵を享受するために、自分のココロを騙してでも続けられるなら、
続けてもいいです。確かに恩恵はありますからね。
でも正直、いえ・・・ハッキリいって、
SNSという土俵は内向型さんには明らかに分が悪いということは心に留めておいてください。
なぜなら、SNSは外向型にとっては最高に強みが生きるツールである一方、
内向型の強みを生かしづらいツールだからです。
ストレスを含めて、投下・消費するエネルギー量が外向型さんよりも大きくなる割に、
リターンは少ないということを肝に銘じておく必要はあると思います。
内向型がSNS集客に向かない理由②:内向型の報酬志向性とマッチしない
先ほど引用した記事にも報酬志向性について記述していますが、外向型さんは脳が大量のドーパミンを欲するという特徴を持っているため、
「人からの注目、賞賛、地位、名誉」といった社会や人から与えられる「外的報酬」が大好物な脳を持っています。
というよりも、こういった刺激がないと、脳が元気がなくなってしまうのが、外向型さんです。
人とのつながりが増える、拡散力が増す、バズる、インフルエンサーになる、世間にインパクトを与えるetc…
といったことが、外向型さんの脳にとってもご褒美になるので、ものすごく大きなモチベーションにつながるし、
最高に魅力マシマシになれる場所であり、さらには、
この報酬を得るためなら(脳が喜ぶので)無心で行動しつづけられるのも、外向型さんの強みです。
SNSがぶっちゃけ外向型の独壇場になっているのは、外向性とめちゃくちゃ相性がいいツールだから。
この事実を内向型、陰キャラな私たちはそろそろ受け入れて、アクションを切り替える必要があるということです。
わざわざ私が洗い出すまでもないかもしれませんが(笑)
内向型がSNS向きでない理由をざっと挙げるとこんな感じです。
- 軽いノリで毎日投稿するのが無理(軽率な発言したくない)
- コメント返しや返信ひとつで熟考してしまう
- いいねのためにいいね!して廻りたくない(何のため?意味あるの?と思ってしまう)
- そこまで超・有名になりたいわけではない
- というよりもむしろ身バレせずひっそりと成功していたい、稼いでいたい
- SNSはさっさと終わらせたいのにやたら時間がかかる
- 他に優先したいコトが手つかずになって凹む
なんてことが起こったりします。(ここは、正直に認めましょう)
先ほどの外向型さんたちとはだいぶん様相が違いますよね(笑)
そもそも、内向型は、外向型さんたちとは価値感レベルで違う、脳レベルで違うからです。
もちろん個人差はありますが、内向型は外向型のような報酬志向性を持っていません(笑)
脳が欲していないんだから仕方ありません。
欲しているのは、世間からの注目といった外的刺激ではなく、内的な欲求や志向性が満たされることです。
「いいね!」のために「いいね!」して回るのが苦しい、という話は私のクライアントさん達の間でも
多く聞かれるのですが、外向型さんは、自分たちの注目を集めるため、影響力を増すためなら、
そんなこと1ミリも気に留めることなく、無心でいいね!して回れます(脳が喜びますからね。強えぇわけです。)
でも、内向型は違います。
外向型と同じスタイルでSNSを使えば、ヘロヘロになって消耗するのは当然。


根は真面目ですから、がんばって、がんばって、がんばって投稿をつづけたり、
いいね!廻りをすることも、必要とあらばできないことはないですが、
なんでいいね!して回ってるんだろう、毎日投稿しているんだろう・・・と
その必然性に疑問を感じて、行動が止まってしまう内向型さんの方が多いですし
(そのことで自分を責めないでください。外向型さんと私たちは、別の生き物なんだと思った方がいいです(笑))
結局のところ、自分はSNSで輝くタイプではないという現実を直視することになりがちです。
しかも、それだけ消耗して投稿したり、フォロワー数を増やしても、
売り上げにつながらないと挫折を味わう方も少なくありません。
内向型がSNS集客に向かない理由③:マーケティング視点で明らかに不利。
まず、私たちが何かを「購入するとき」を想像してみましょう。
もちろん日常づかいの洗剤などの消費財と、コンサルやコーチング、あるいはエステなどといったサービス系の商材とではちょっと違う側面もあるのですが、ものすご〜く簡単に言えば、私たち何かを購入するときは
「必要だから」という「必然性(ニーズ)」を感じて購入します。
ですが、そもそも論として、
- その商品を「知らない」場合
- 購入に足る商品であろうという「信頼」がない場合
まず購入されることはあり得ないですよね。
今日ここでは、「差別化」とか、「市場(マーケット)」とかそういう話はしません。でも、スモールビジネス、ひとり起業をしている人たちの多くはこの「認知」「信頼」の段階で、課題を抱えていることも多いからです。
まずは「知ってもらえる」「認知される」「信頼される」ことが不可欠です。


外向型の起業家さんがSNSを活用して、集客や販売につなげることができるのは、彼らのSNS上の影響力の大きさ、世間的な注目がお客さまにとっての「認知」プラス「信頼」の土壌となるからです。
「この人」についていったらいいコトがあるかも…
自分も変われる気がする!
そんな予感を感じたお客さまたちに、彼らはさらに声をかけます。



「やればできる!」



「あなたもできるよ!」
と松岡修造のごとく、あるいは極めて自然に、気持ちよく励まして「その気」にさせるのがめちゃくちゃ上手いですよね(笑)
外向型さんは、SNSを通じてお客さまが望む理想の未来像を見せる、感じさせることに長けています。
では、内向型さんはどうでしょうか。
正直、松岡修造のような熱いコミュニケーションは苦手というか、したくない人の方が多かったりして、正直SNSという土俵で認知+信頼を獲得するには、外向型さんと比べると明らかに不利と言わざるを得ません。
ぶっちゃけSNS系のツールは、自分の投稿だけではなく、それがシェア、拡散、リピートされることでナンボの世界、「はじめてものが言えている状態になる」=認知されるそういうツールです。
届くというよりも、シェアや拡散、コメントがたくさん集まってはじめて「はじめてものが言えている」状態になるのがSNSの特徴のひとつです。
自分のフォロワーさんだけに届いているだけでは、まだ「もの言えている状態ではない」ということは、なかなかその先の集客や売り上げにはつながりにくいということ。
SNSは「この人とつながっていてよかった!」という声が拡散されたり、リピート投稿されるようになって初めて「認知」「信頼」の輪が広がっていく、そのような特性をもったツールなのです。
内向型のSNS集客は「マッチ売りの少女」で終わり、ネット上で死ぬかもしれない
さて、マッチ売りの少女という物語を知らない方はいないでしょう。私はとある方から、このマッチ売りの少女に例えたコンテンツマーケティングについて学ばせていただきました(現在進行形です)


寒空の下で、「マッチはいりませんか?」と道ゆく人に何度声をかけても、少女は誰からもマッチを買ってもらえず、悲惨な死を遂げました。
もちろん、現代社会で「路上で死ぬ」なんてことはほぼ起こらないでしょうが、ぶっちゃけ、内向型・陰キャラな人が下手にSNSを集客に使うとネット上で死ぬことは全然あり得ます。


というよりも、これ以上SNSで死んでしまう内向型さんを増やしたくないから私はこの記事を書いているのですが、成果を出したい内向型さんが、外向型スタイルを踏襲せずにSNS上でひたすら「マッチはいりませんか?」と叫んでも、道行く人(ネット上にいる見込み客)から「認知」してもらったり、「信頼」してもらうことは至難の業です。
私たちがめちゃくちゃ頑張って、頑張って、毎日SNS投稿をつづけても、マッチ売りの少女のごとく、その声はネット上の雑踏にかき消されてしまうし、見込み客となるかもしれない人たちが通りかかっても、多くの場合「声」として認識すらされていないのです(泣)
真面目な内向型、陰キャラのみなさんが、ストレスを抱えながら、一生懸命時間も労力も割いて投稿しても、マッチ売りの少女のような、悲惨な結末を迎えるなんてこと、もう起こってほしくないのです。
では、どうしたら良いでしょうか?
内向型の「声」がちゃんと届いて「売り上げ」につながる具体的な方法
まず、冒頭に伝えた通り、
内向型・陰キャラはSNS集客してはならない
これが結論です。
SNSのレバレッジが効くのは
「広範囲のつながり×拡散力を生かすコト」でした。外向型さんは、これによって「認知」「信頼」を積み重ねていきます。
では、内向型はどうすればいいか。「悩み(不足・不安・不満・不快)にピンポイントに応える」×「専門家としての信頼される情報の質と量」で狭く、深く、認知と信頼を積み重ねていく。これしかありません。
では、これを実現できるおすすめのツールは何か?というと「動画」や「ブログ」が挙げられます。
私がイチオシは、その圧倒的な情報量から「動画」ですが、いきなり動画にチャレンジするのは、やや難易度が高いのは事実ですし、内向型さんは「文章が得意」と自負している方も多いですから、ブログも挙げさせていただきました。
ちなみにブログをSEOで検索上位に上げていくのは、しっかりリサーチする必要がありますし、特に今はGoogleが権威性を重要視するようになったので、それなりに大変ではあるのですが、それでもまだまだ可能性はあります(本ブログも記事数は決して多くないですが、Google検索で2位、3位になる記事があります)。
ではなぜ、動画とブログを推すのか。答えはシンプルです。内向型の強みが生きるからです。
内向型の強みを生かした発信と集客の本質とは?
この記事にも載せましたが、内向型の強みはアセチルコリン脳を生かした、知的学習能力の高さや思考力の高さです。


もちろん、厳密にはひとりひとり異なりますが、内向型の人たちの代表的な強みをあげると
- 知識・スキルの量と質
- 特定の領域に対する専門性、プロフェッショナリズム
- 論理的思考力
- 悩みの本質を解き明かす力
- 問題解決能力の高さ
- データ分析力
- リスク管理能力
- ものごとを正確・緻密に処理する能力
- 完成度の高さ
- 粘り強さ
- ものごとをつきつめる能力
- 集中力
- 独特の感性と表現力(特に内向性+開放性を持つ人)
などなど・・・
ざっと挙げるだけでも、これだけあります。
もちろん、ここで挙げたものの中には、「うわ、ワタシこれ苦手…」というものもあったかもしれませんが(内向性以外の特性も関係しますからね)このリストを見て、



自分の強みと言えるものがひとつもない!
という内向型さんはおそらくいなかったハズです。(いたとしたら、内向型ではない可能性が高いです(笑))
先ほどもいったとおり、SNS系のツールはTwitterにせよ、Instagramにせよ、Tiktokにせよ、1投稿で情報量をふんだんに盛り込むのには向いていません。
つまりSNSの弱点は1投稿で「質」を担保するのは無理だというコト。だからこそ、拡散がカギになります。同じ投稿が何度も何度も繰り返される、リツイートされたり、引用されたりと、リピートされることでやがて「量」が「質」として認知されるのがSNSの特性です。
その特性を活用するのが苦手な内向型はどうすればよいか。
もうおわかりですよね。
「1投稿・入魂!」です。
1つの動画や1つのブログ記事で「認知」「信頼」につながる圧倒的な「質」を担保する。投稿を積み重ねてライブラリ化(資産化)する。これしかありません。
内向型、陰キャラならではの知的資産やスキル資産を生かして、「質の高さ」「専門性」「重厚感」のあるコンテンツをストックし、積み重ねることで「あなただからお願いしたい」と言っていただけるような「信頼」をしっかり積んでいく。静かな内向型は、どうしても「目立つのが苦手」ですから、そのような自分で信頼に足る自分となるには、静かでも圧倒的に積み重ねる、突き抜けていくしかありません。
でも、逆に言えば、質と量を担保した投稿は、先に挙げたような強みをもつ内向型だからこそ可能とも言えます。外向型さんはそこまでの「1記事入魂」はあまり得意ではありませんし、そこに没頭していると、息がつまる、なんだか人恋しくなる方も多いはずです。
つまり、差別化なんて、がんばらなくていいのです。そもそも外向型と、内向型は、立っている場所からして違うのですから戦う必要がありません(笑)
内向型、陰キャラは、自分の強みを活かせば、差別化して誰かと競合することなく、お客さまから必要としてもらえるようになるのです。
内向型・陰キャラがあえてSNSを活用する裏ワザがあるとしたら?
はい、というわけで今回は
内向型・陰キャラはSNSを使うな。という話をお伝えしてきました。
最後に、あえて内向型・陰キャラがSNSを活用するとしたら?というハナシをちょっとだけお伝えしておくと、それは質の高いブログや動画を拡散してもらう目的で利用する。
とはいえ、ただ拡散してくださいとお願いしても、広まらないのは、ご推察のとおりです。拡散する人にとってのメリットがなければ、拡散する意義、目的を感じてもらいづらいですから、そこはしっかり工夫しましょう。
たとえば、Twitterなどで見かけたことがあるはずです。特定の投稿をコメントやリツイートしたら、特典がもらえるという投稿ですが、あれはSNSの拡散力を生かした手法の一つです。コンテンツリッチな内向型さんなら、比較的取り組みやすい手法だといえます。
SNSの投稿やフォロワー数やいいね!の数を追ったり、シェアのためのシェアとか、いいね!のためのいいね!をすることに労力や時間を割いて疲弊するのはやめましょう。あなたの貴重な時間、労力、エネルギーというリソースを投じるべきはSNSではない。そのことを、本記事を最後までお読みいただけたあなたなら、きっとご理解いただけたことと思います。
最後に、こちらの「漬けものでわかるあなたの才能診断」を受けていただくと、外向型、両向型、内向型、??型な、”5+1タイプ”の個性豊かな「漬けモノ」たちが、個性を生かして自分らしいビジネスするのに役立つ情報を“動画+7日間のステップメール“でお届けします!無料ですので、ぜひ、この機会に愉しみながら受けとってみてくださいね☆
ろっぺん