「ろっぺん書房 店長」はじめました。

先日、名刺をつくりましょうよ!って話になりまして。

私は名刺はつくったことはあるんですけど、基本的にひきこもって原稿執筆か、オンラインセッションばかりなので、これまであんまり名刺をつかうことがありませんでした。

でも「名刺つくったら、リアルで人と会う機会が増えそう!」ってイメージが湧いてきて、今回はプロの方にデザインをお願いして名刺をつくってもらうことにしたのです。

名刺をつくる過程で、娘から「ママは本読みマンなんだから、もっと本っぽくしなよ!」と言われたり、旦那さんから「店長」という肩書きがポンッと飛び出してきたり、とにかく、家族みんなで作っていくプロセスが楽しくて仕方ありませんでした。

見開きの中身と裏面はヒミツ(笑)

最初の原案から、娘と旦那さんのアイデアをどんどんとりこんで、わずか半日足らずでデザインが完成。

なかなかにオリジナリティの強い名刺を「いいね!」って言い合える家族でよかった(笑)

というわけで、

ろっぺん書房 
店長・自分メディアプロデューサー


という名刺が完成する予定です。届くのが今からとっても待ち遠しい!

街の本屋さんがどんどん消えている・・・

さて、なぜ「店長」になったのか(笑)。

名刺をつくる前日、講談社と読売新聞の「書店活性化に向けた共同提言」というのを偶然目にしました。

みなさんもお気づきのことと思いますが、今、街の本屋さんがどんどんなくなっています。私の自宅の最寄駅にもかつては小さな本屋さんがありましたが、今はカフェになってしまいました。

もちろんカフェが悪いってことではないけれど、ふらっと気軽に立ち寄れる本屋さんがなくなってしまうことを知ったときは、とても寂しくなったんですよね。

地域に書店が一つもない「無書店自治体」は2024年11月現在28.2%と全体の4分の1に上っており、一つの店舗しかない自治体も19.7%ある。
書店活性化に向けた共同提言(読売新聞×講談社)より引用

この数字を見てどう思われますか?
私は思っていた以上に減っていると感じました。うちの近所にもチェーン店系の書店は二箇所あるけど、小さな書店はありません。それで、この記事を見た瞬間、

「本屋、やりたい」

って思ってしまったのです(笑)

どうやってやるの?
どうやって利益出すの?

そういう左脳トークはさておき、
「どんな本屋だったらワクっとするんだろうね?」ここからのスタート。

もちろん私は「紙の本」の手触りの質感、読みやすさも大好きです。でも、電子書籍には電子書籍の良さがあるので、気に入った本は紙の本もKindleも両方購入しています。

何がなんでも紙の本じゃなくちゃダメだ!とか、これからはデジタルだ!と視野と可能性を狭めてしまうのはもったいと思うし、両方のいいとこ取りするほうが、より自由ですよね。

これは「本」だけでなく「本屋」についても同じことが言えるんじゃないでしょうか。

本と本屋さんのこれからの可能性

極端な話をすると、私は本を購入してもらうのは、最初はAmazon経由でも良いのでは?って思ってます。なぜなら、紹介したい本はアナログの本だけではないからです。出版をお手伝いしたKindleの本も知ってほしいですし、それ以外にもまだまだ世の人に知られていない良い本、素敵なコンテンツはたくさんあるはずです。

圧倒的な品揃えのあるAmazonを利用することで、在庫リスクを抱える必要もなく、返品率のことも気にする必要がありません。そして、確実にお客様の手元に届きます。

こんな話をしたらギョーカイの人からは白い目でみられてしまうかもしれないし、「書籍販売で利益を出さない」というビジネスモデルじゃ、とてもじゃないけど「本屋」とは呼べないのかもしれません。でも、このくらいゆる〜く「本屋」を構想すると、案外「自分にもできるかも?」って思えませんか?

街の中にそういう「小さなハブ的な書店」が街の中に増えたら素敵じゃないかって思うんですよね。

ある意味、私は本屋についての「ど・シロウト」だから、こんな好き勝手なことを言えるのかもしれません。

それでも、今までの業界スタンダードではうまくいかない、道が閉ざされそうという局面を迎えているのであれば、今までとは全く違う発想、スタイルで考えたり、何か違う業界とシナジーを仕掛けていく方が面白い化学反応が起こりそうです。

小さくてもカタチにするのが最強です

ろっぺん書房を「本屋」と呼べるようになるのかはさておき、

・名刺に「店長」を追加
・リビングの一角を本屋っぽくレイアウト
・屋根裏に本読みマンの秘密基地

 ここからはじめることにしました。リビングの一角は風水の大吉スポットです(笑)。数年前にキッチンをリフォームしたのも「このためだったのかも?」と思ったり。
副店長のこむぎはすでにリビングに常時スタンバっています。

しかも、この日はこむぎがわが家に来て「1周年の記念日」でした。

これは、お迎えした日の写真。
めっちゃ幼い〜♡
900グラムだったこむぎは、7kgに。
太ってるんじゃなくて筋肉質らしいですw

朝晩2時間の散歩でマッチョになってしまったのでしょうか(汗)
※注:こむぎは「レディ(♀)」です。

ちょっと話が逸れましたが、ビジョンマップとか、予祝とか、未来を現実化しよう!というハウツーはたくさんありますが、私はいつも思うんです。

小さくてもいいから、先ずカタチにするのが最強だよって。

日々の暮らし、現実の中で叶っている状態を先につくってしまうことで、さらに理想の状態が見えてくるはずですから。

「いつか出版したい」願望を「今!」に引き寄せる秘訣

実は、これって「出版」についても同じことが言えるんですよね。

「いつか出版したい」
「いつか本を書きたい」


そう思いながら、数ヶ月、数年経っていたりしませんか?
もちろん、自力でカタチにする楽しさや喜びも確かにあります。私もまずは自分でやってみる!これが大好きな人なので、その気持ちよくわかります(笑)

 でも、経営者さんや起業家さんは、そもそもとっても忙しいはずです。仕事の合間を縫って、本業でもない「本の執筆」に時間と労力を注ぐことができるのは、よほど意思が強い人か、書くのが得意な人くらいでしょう。

「リラックスして話すだけで出版がかなう」
「さっさと本をカタチにして著者になる」

これは、ズルいことでもなんでもありません。だって、みなさんはライターでもなければ、本を執筆するプロでもないのですから。

今回、私も名刺作りをプロに頼んで本当によかった!って思いました。
自力でつくることもできたかもしれませんが、今回のような最高の出来栄えには絶対にならなかったでしょう。

しかも「つくるのは好き」と思っていた割には、専門家ではないので、この手の作業に思っている以上に時間をとられることに、ストレスを感じていたことに気づけました。

電子書籍は、あなたが本領を発揮できる場所、あなたが「プロ」と呼ばれる世界を広げることに役立つメディアです。それは間違いありません。

でも、あなたが「いつでも頼られる人」になるためにも、出版のプロセスで比重の大きい執筆作業については、プロに任せる、伴走してもらう道も選択肢のひとつにいれていただけたらって思います。

「なんでも自分でできるのが一番!」この価値観を手放すだけで、ものすごく身軽になれますよ。信じられないスピードで導かれるべくして、導かれるべき方向に進めるようになりますから、もし電子書籍の出版に興味を持たれた方がいらしたら、こちらも覗いてみてくださいね!

TOMOKO

ろっぺん書房 店長たちのメルマガ

不定期でメルマガを配信しております。
副店長の娘と、豆柴のこむぎもときどき登場します。ブログやSNSでは書けないプライベートな話、日々の気づきや、おすすめの書籍など、メルマガ限定で綴っている記事もございます。まずはこちらで「自分メディア体験」してみてください。

ろっぺん書房 gif

ろっぺん書房 店長たちのメルマガ

書いた人

ろっぺん書房 店長・自分メディアプロデューサー

「経営者のための自分メディア」をプロデュースしています。
忙しい経営者のみなさまは、リラックスしてお話しいただくだけで大丈夫。
「あなたに出会えてよかった」そんなメディアづくりや執筆は私どもにお任せください。

副店長は小学生の娘と、スナップエンドウを愛する豆柴
3人1匹家族で仲良く神奈川県で暮らしてます。